考える場所

答えのない問いについて考える

仕事をしながらやりたいことをやるために「夜をなくす」ということ

夜になると何もできない

ずっと前から思っていたことですが、夜ってしんどくないですか?

働いた日などはなおさらですが、休みの日でさえも、夜になると体が鉛のように重くなり、何かをやろうという意欲が失われます。

だから頭を使わずにすむように、スマートフォンでインターネットをしたり、TwitterInstagramのタイムラインを交互に眺めたりするわけですが、それもあまり楽しく感じません。

けれど、仕事の日は昼間働き、休日も予定がある、という人にとっては、唯一自分の時間が取れるのも夜だったりしますよね。

私はこの「夜しか時間ないけれど夜は何もできない問題」についてしばらく考えまして、一つのアイデアを得ました。

それが「夜をなくす」ということです。

 

仕事終わりに2時間勉強するスケジュールで失敗した話

私は週5日働いているのですが、それ以外にもやりたいことが山ほどあります。

英語の勉強とか、読書とか、ブログを書くとか。

それも、最初は「やりたい」.と思うばかりで実行せずにしばらく過ごしていたんですが、人生は一度きり、時間は有限。いい加減ちゃんと時間を作ろう!と思って、どうすればよいか考えてみました。

上に書いていることをやろうと思えば、仕事の日にも1〜2時間は自分の時間がほしいところです。

仕事の日の1日のスケジュールはこんな感じです。

  • 9時〜18時まで仕事して、19時ごろ帰宅。
  • そこからご飯を作って食べると、20時。
  • お風呂に入ると、21時。
  • 23時には寝たい。

ここから考えると、21時〜23時くらいを「やりたいことをやる」時間に充てるのが良さそうだな、と思いました。

そのスケジュールで早速動いてみたのですが、やってみたら大きな問題があることが分かりました。

それは、勉強中とにかく眠くてしんどいということです。

お風呂から上がった21時の時点でもう、1日やり切った感がすごくて、今から2時間勉強か…… となっていました。

なんとか取り掛かってみるのですが、眠くてうとうとするわ、体が痛いような気がしてくるわで、全然集中できませんでした!

 

夜をなくせばいいのでは?

さて、どうしたものかなと思っていたのですが、

あるとき職場の人とこの話で盛り上がっていたときに、ふと気がつきました。

「私、元気なの14時くらいまでですわ〜」

「わかる〜! 1日の始まりにHP満タンで、一気に削られてく感じだよね〜」

 

1日の始まりがHP満タンで一気に削られてくなら、満タンの時間にやりたいことをやってしまえばよいのでは?ということです。

HPが多い朝を増やして、HPがなくなりかけている夜を、物理的に(自分の中から)なくしてしまう。

 

「究極の朝活」のススメ

「夜をなくす」って、表現としては頭おかしい感じに聞こえますが、要は朝早く起きて活動(朝活)して、夜は早く寝るってことです。

ただし、ちょっとやそっとの朝活ではないので、「究極の朝活」とでも呼んでしまいましょうか。

これまでの私にとって、朝活とは普段より1時間くらい早く起きて、ちょっと勉強したり朝ごはんを食べたりする程度のものでした。

でも今回のは一味違います。なんと、朝に3時間も自由な時間をつくることにしました。

8時に家を出るので、起きるのは5時です!

3時間の具体的な内訳は、身支度30分、勉強やブログ執筆2時間、朝ごはん30分です。

勉強やブログをやる時間が2時間もあればかなり進められるし、これなら朝ごはんもゆっくり食べられると思いませんか?

え?そんなに早く起きるなんて無理ですって?

正直、私も無理だと思ってました。けれど、今はこの早起きにほぼ毎日成功しています。

 

早起きの秘訣

秘訣、というほど大したことでもなく、革新的なアイデアでもないのですが、早起きに成功するための個人的なコツをいくつか紹介します。

 

早起きの秘訣①最低でも7時間の睡眠を取る

とにかく、寝不足にならないようにする。朝起きられない原因から「寝不足」を排除します。みんなそれぞれ必要な睡眠時間は違うと思いますが、自分が「このくらい寝たら十分だ」と思う睡眠時間を、絶対に下回らないようにする。私の場合はそれが7時間です。

5時起きで7時間寝ようとすると、22時に寝なければなりません。だから、私にとって「夜の時間」はほぼありません。

仕事から帰ったら、ご飯を食べてお風呂に入った寝るだけです。何もしていないけれど、翌朝やるから気にしなくていいんです。

 

早起きの秘訣②目覚ましを絶対に届かない場所に置く

これはもう定番だとは思いますが、効果はてきめんです。

いくら前日の夜に「早起きするぞ」と意気込んでも、翌朝起きる瞬間になるとほとんどの場合意気込みは忘れ去られ、二度寝したい衝動に駆られます。

そのとき、意志の強さでなんとかできればいいですが、意志を強くしようと思っているうちに時間はどんどん過ぎてしまいますし、できないと凹みます。

だから、物理的に目覚ましをどこかへやってしまいましょう。アラームを止めるために立ち上がり、歩かなければならないようにすることで、「そうだ、早起きしてやりたいことをやるんだった!」と思い出す猶予を与えるのです。

 

早起きの秘訣③楽しみな朝ごはんを用意しておく

私は早起きがしんどいとき、次のようなことを考えてしまいます。

「本当にこの早起きには価値があるのか?」「体が二度寝したいと言っているのに、起こすのは可哀想ではないか」

おそらくまだ寝ていたくて、体が脳にネガティブなことを考えさせようとしているのでしょう。

この対策として思いついたのが、起きると体が喜ぶようなことを用意する、ということです。

私の場合は朝ごはんです。ああ、あの朝ごはんが早く食べたい、と思うようなごはんを、しかも簡単に食べられるように準備しておく。

そうすると、早起きに少なくとも朝ごはんという価値が生まれます。

f:id:nakiume:20220208184430j:plain

いつかの朝ごはん。おかずがなくても卵があれば卵かけご飯ができちゃう

 

3週間くらい「究極の朝活」をしてみたら

さて、私が「究極の朝活」をはじめて、大体3週間くらい経ちました。ちゃんと続けられているのでしょうか?

結論から言うと、ゆるく続けられています!

ゆるく、というのは、たまに失敗するからです。どうしても、「もう少し寝たい」が勝ってしまった日もあるし、前の日に何かがあって寝るのが遅くなってしまった日もあります。

けれど、大まかに見ると続けられているので、やりたかった英語の勉強をしたり、こうしてブログを書いたりできています。

大事なのは、失敗した時に落ち込まないことと、決してやめてしまわないことです。一日や二日起きられなくても、また次の日起きればいいんです。

継続が上手い人は、「失敗しない」のではなく、「失敗しても諦めない」のではないかと思います。

 

というわけで、長くなりましたが、夜がしんどいという人は、夜をなくしてみてもいいかも?

それでは、また次の記事で。